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無料でRCMSが使える理由

2009/02/08 初版本

このように機能が豊富で優れたサービスのRCMSが、なぜ無料で利用できるのかを疑問に持たれる方が多いと思います。前にも紹介しましたが、RCMSには無料版、有料版、OEM版があります。無料版と言っても、有料版、OEM版の基本機能がほとんどそのまま使えます。ただし、使用できる容量が300MBまでと制限されています。RCMS以外にも無料で使えるソフトが多いですが、ほとんどのソフトは目障りな広告が入ってきます。広告収入があるので無料で使えるわけです。RCMSの無料版には広告が入りません。将来にわたって保証出来るわけではありませんが、現在のところでは、その予定はないそうです。RCMSでは、無料版を提供できる明確な理由があるのです。無料版では、新しい機能が随時追加されていくのです。注目されてきたRCMSには、企業からのカスタマイズが必要な有料版への開発依頼が集中しているようです。新しい機能を開発す...

RCMSの特徴

2009/02/08 初版本

これから紹介するRCMS(Relational Contents Management System)は(株)ディバータの技術で、SaaS(サース:Software as a Service)と呼ばれるサービスで提供されるCMSになります。SaaSとは、従来のようにソフトウェアを販売するのではなく、ソフトウェアの機能をインターネット上で提供し、利用料などを課金するものです。RCMSは無料版、有料版、OEM版がありますが、本書では無料版について紹介します。RCMSは、データ化された様々なコンテンツを独立して保存し、必要に応じて関連させることにより、これまでより簡単に高度なWEBサイトの構築を可能にしたCMSです。無料版でも有料版などと同じ機能が使えるのですが、その理由は後で説明します。(1)豊富な機能コンテンツには、「ブログ」「自由HTML」「記事」「カタログ」「画像」「外部HTML」「資料」「カ...

CMSで作成するホームページ

2009/02/08 初版本

インターネットの普及により、ホームページが注目されるようになりました。初期のころは、数ページを作るだけでも、何十万、何百万もの費用をかけて、ホームページ作成会社に依頼していた企業や団体が多かったと思います。 ところが、作成されたホームページは、社長などの写真の掲載などから始まり、一方的な情報の発信だけというものが多かったのです。デザイン的には優れたものが多かったのかもしれませんが、豪華なインターネット上のパンフレットというものになりがちでした。そのようなホームページは、更新が遅いこともあって、一度閲覧すれば十分でした。何度も見たくなるようなものは少なかったのではないでしょうか。しばらくして、「ブログ」というものが注目されるようになりました。ブログは、どちらかというと、個人の日記というようなものであり、毎日のように更新が頻繁に行われるものでした。毎日更新されるので、多くの人が訪れるという...

目次

2009/02/08 初版本

目次Part1 RCMSの概要      ・・・ 7CMSで作成するホームページ (8)RCMSの特徴 (10)無料でRCMSが使える理由 (15)Part2 RCMSによるWEBサイトの概要・・・ 17RCMSにおけるページ設定 (18)RCMSで扱うモジュールの種類 (20)Part3 1分でできるWEBサイトの構築・・・ 25希望URLの決定 (26)管理画面の登録 (28)Part4 WEBサイトの公開前の準備・・・ 31初期グループの変更 (32)構築されたサイトの確認 (36)ページ設定の操作練習 (40)コンテンツ(自由HTML)の変更 (47)コンテンツ(ブログ)の変更 (50)コンテンツ(記事)の変更 (53)コンテンツ(地図など)の削除 (56)Part5 RCMSによるWEBサイトの初期運用・・・ 59サイトの初期運用 (60)サイトの初期運用(ブログの追加) (61)サイトの初期運用...

はじめに

2009/02/08 初版本

はじめに  CMS(Content Management System)というのは、テキストや画像、動画などのディジタルコンテンツを統合的に管理するもので、最近のホームページの構築や管理する技術として注目されています。 本書で紹介するRCMS(Relational Contents Management System)は株式会社ディバータのCMSの技術で、無料版、有料版、OEM版がありますが、本書では無料版について紹介します。 RCMSでは、データ化された様々なコンテンツを独立して保存し、必要に応じて関連させることにより、これまでより簡単に高度なWEBサイトの構築を可能にしています。 RCMSは、スポーツ系のWEBサイトの構築から生まれたものでした。メンバーの情報と試合の情報を関連付けることにより、どのメンバーがどの試合に出ていたのか、特定の写真には誰が写っているのが簡単にわかるようにしたいということ...